お墓参りをきっかけに、長崎さんが両親と相続の話をした!遺言書を書くメリットって?誰に残したいか、どんな思いを伝えたいか。遺言書は「家族への最後のお手紙」。
遺言書は「亡くなる前」じゃなく「今」書くもの
「遺言書って亡くなる前に書くイメージじゃないですか」と長崎さん。
でも曽根先生が提案するのは「自分が死んじゃうっていうことをイメージする」のではなく、「残されたご家族への最後のメッセージ、お手紙だと思って書いてもらう」こと。
年齢とか死期が近いとか関係なく、「万が一のことが将来的にあった時に」という前提で作る。思いついた時に作るのがベスト。
遺言書を作る3つの役割
- 自分の思いを明確にしていく
- 長男には実家をついでほしい
- お世話になったこの人にはこうしたい
- 孫のために学費を
- 揉め事の種を少なくする
- 遺言書で明確に意思を残していくことで
- 相続人同士の話し合いが最小限で済む
- 遺産分割協議という面倒な作業を省ける
- 残された家族の納得感
- 「お父さんがこう言ってるんだから」
- という形で納得しやすくなる
遺言書がないとどうなる?
法律のルールに則って分けていくことになる。でもそのルールは、ご家族の状況や亡くなった方の思いが反映されない。
だからご家族間での不満も出やすくなる。「私が介護してたのに」という例は本当によくある話。
相談の窓口はどこ?
いきなり税理士のホームページを検索して相談するのはハードルが高い。だからまず:
- 家を建てた住宅メーカーの営業マン
- 金融機関や保険会社
- そういうところから税理士を紹介してもらう
身近な方々から親身になって相談に乗ってくれる相談相手を探す、というのが大事。
養子縁組や再婚のケース
養子縁組をした場合、再婚して前妻との間に子どもがいる場合…これは民法の親族法で決まっているのでケースバイケース。弁護士さんと打ち合わせをして遺言書を作っていくのが確実。
「ちょっとこのテーマは重めですね」と長崎さんも実感。
遺言書は「式とか関係なく」
「遺言は家族への思いやりです。だから式とか関係なく思い取った時にぜひ残してほしいですよね」と長崎さん。曽根先生も「そうですね」と同意。
長崎さんのように、お墓参りをきっかけに親と話せたという体験が、多くのリスナーにも参考になるはず。
こんな方におすすめ
- 遺言書を書くべきか悩んでいる方
- 親に遺言書の話を切り出したい方
- 遺言書のメリットを知りたい方
- 揉めない相続を実現したい方
- 養子縁組や再婚で相続が複雑な方

