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【第5回番組スタートレポート】「お金が少ないから揉めない」は本当?相続トラブルのリアル

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今回の放送では、「財産が少なければ相続トラブルは起きない」という多くの人が抱く誤解について、税理士法人アクシアの曽根隆寛先生が実例を交えながら解説。お盆シーズンを迎え、親族が集まるタイミングをきっかけに、家族間での話し合いをどう始めるべきかについても具体的なヒントをお届けしました。

■番組のポイント

  1. 「財産が少ない=揉めない」は危険な思い込み
    曽根先生によると、相続トラブルは必ずしも金額の多寡で起きるわけではなく、感情や認識のズレが原因になるケースが多いとのこと。
    例:「自分が一番尽くしたのに…」「あの人だけ得をしている」など、心理的な対立が火種になる

  2. 家族での事前共有の重要性
    お盆や年末年始のように、親族が自然に集まる場を活用し、「将来の話」を軽いトーンで切り出すことが大切。
    曽根先生は、いきなり具体的な金額や遺産分割の話をするよりも、「もしものときは…」といった未来の出来事を想定した会話から入るのがスムーズだとアドバイス

  3. 情報共有は全員一緒に
    兄弟姉妹の中で一部の人だけが先行して話を進めると、他の人が不信感を抱きやすい。全員が同じ情報を共有しながら話し合うことで、後々の揉め事を防ぎやすくなる

まとめ

相続は「金額」だけの問題ではなく、「人間関係」や「感情」が大きく影響します。だからこそ、早い段階で家族間の対話を始め、情報をオープンに共有しておくことが、将来の安心につながります。お盆などの集まりをきっかけに、まずは軽い話題から一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか